2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 最新データで読み解くお天気ジンクス

悪気はないとはわかっている。そんなに神経質にならなくてもいいともわかっている。講演会の原稿を元にした本なのかもしれない。お天気に結び付けていろんな人に興味がありそうなネタのあれこれを、楽しそうに語る姿は、簡単に目に浮かぶ。だから、話を聞い…

 痛快 ローマ学

ローマづいているので、簡単にムック本を手にとる。しまった、塩野七生だった。塩野七生は読んだことがないので、好きとか嫌いとか言えるわけはないんだが、ローマ初心者としては、作者の色が強いものではなく、もっと簡単にローマの全体像や歴史の流れをつ…

 西洋名画の読み方 1  14世紀〜19世紀初期の傑作177点,

序文で、絵画を見るための知識が忘れれられつつあるので本にまとめた、とあった。ヨーロッパでも、教養は薄れつつあるのね。というか、いつの時代のどこの地域でもある問題だけど。 西洋名画の読み方1:14世紀から19世紀初期の傑作177点作者: パトリック・デ…

 名古屋市博物館 開館30周年記念特別展  大にぎわい 城下町名古屋

このところ、市博物館の企画が楽しい。昔の文献や地図やメモ書きなんかが、わさわさ展示されていて、そのひとつひとつにつっこみコメントを入れながら見ていくと、あーっという間に時間が過ぎる。 地図ひとつ見ても、名前の傾向や流行なんかを考えてみたり、…

 獣医・いかり七緒の殺人診断

水野真紀が結婚したとき、とても残念だった。彼女は、稀に見る2時間ドラマ向きのコメディエンヌだったのである!。残念で残念でならなかった。だから、政治家と結婚した後も、彼女が2時間ドラマに、それもコメディータッチで帰ってきてくれてとてもうれし…

 『浅見光彦シリーズ第27弾 竹人形殺人事件』

フジの浅見光彦は、中村俊介バージョン。母は、野際陽子、兄は、榎木孝明。 中村俊介だからなのか、浅見光彦の一番の見所、”光彦さん、今回もお嫁さんは だめだったのね”という 母と兄と兄嫁とすみちゃんに心配されるシーンがないのだ。いい人だけど、モテな…

 奇想 宇宙をゆく

最近、宇宙 物理 の気分なので、マーカス・チャウンの本を再読。 奇想、宇宙をゆく―最先端物理学12の物語作者: マーカスチャウン,Marcus Chown,長尾力出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2004/03/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) …

信濃のコロンボ 事件ファイル(15) 「愛するあまり」

このシリーズが始まった当初は、このありきたりな設定(コロンボだよ、コロンボ)と地味目な配役で、すぐに消えてなくなるものだと思っていたのに、はや第15弾。毎回そこそこ楽しく見てしまうんだな〜。やっぱり、内田康夫はすごいのか?この地味目な配役…

 嘘だらけのヨーロッパ製世界史

歴史はそもそも主観的なもので勝者から見たものだっていうのは、よく言われることでその通りだと思う。岸田秀のこの本を読むと、読み解く方にも個人的な自分のための歴史の解釈が必要であることを痛感する。 だから、歴史ってのは瞬間瞬間にさまざまな人の手…

 オバちゃんの経済学

オバちゃんの、というよりは、オバちゃんの家族の生活からみた経済入門の初歩ってな本だった。 オバ経~オバちゃんの経済学~作者: 福永展己出版社/メーカー: 文芸社発売日: 2007/09/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 家…

 ローマ帝国の滅亡

wowowで、ドラマ"ROMA"を最後まで見た。連続ドラマを見続ける習慣のない私にとっては、快挙!。 ついでに、NHKでやっていた ネロについてのドラマも見たので、自分の中でちょっとしたローマ帝国ブーム。 っていうか、やっと共和制と帝政の違いがわかったよう…

 恋 ジョゼフ・ロージー

ジョゼフ・ロージーは残酷だから好きだ。 甘美さと痛みのはざまで揺さぶられる人間を、容赦なく追い詰めて描いている。甘いだけの物語には決してしない。甘さを享受するために引き受けなければならない苦しみを、見逃してはくれない。優しい思い出ということ…

 ぽっどキャンスティング落語 10月10日「小言幸兵衛」三遊亭好二郎

ニフティのポッドキャスティング落語配信の三遊亭好二郎の「小言幸兵衛」。好二郎ははずれがない。ipodでフル回転させている。 ほんとに二つ目???。どこまで行くんだろう。喬太郎越えもありそうな勢い。枕のトークも余裕。以前の録音のものだと、いくらか…

 謎の空海

もう、空海の前では ちっぽけな自分を笑い飛ばすしかない気分になる。日本史上に宇宙人がいるとしたら空海に違いない。実際、展覧会で空海と最澄の書を見たときに、空海の書の前で高らかに声をあげて笑っちゃったくらい突き抜けている。別に真言宗の信徒じゃ…

 神楽坂署 生活安全課3 迷刑事エイジとロク 「子連れデカ 花街迷宮」

シリーズ3作目らしいが、初見。生活安全課ってコワモテ系?と思ったら、最近はその筋の案件は独立していて、ホントに”生活安全”の課なのね。だから、館ひろしが迷子の赤ちゃんを扱ったりしちゃうわけね。 そのギャップがこのシリーズの売りなんだろうけど、…

 カラスの常識

カラスって、そんなに嫌われているんだろうか?? 来世はカラスだと思い込んでいる私は、悲しい・・・。 カラスの常識 (寺子屋新書)作者: 柴田佳秀出版社/メーカー: 子どもの未来社発売日: 2007/02/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 1…

 『浅見光彦シリーズ24「漂泊の楽人」』

浅見光彦は誰が好き? というネタだけで話は続く。お兄さんは誰がいい?お母さんは? やっぱりスミちゃんは大事だよね・・・・。 沢村一樹はまあ合格でしょう。http://www.tbs.co.jp/program/dramasp_20071015.html原作をひとつも読んだことのない私が言う資…

 クレールの刺繍

手先を動かして何かを作る、という行為は、心をよく慰める。モノを紡いでいくことで、せり上がった棘をなだらかにして、空いた空白を埋めていく。 また、 人は、人と出会うことで、変わる。そんな映画。 クレールの刺繍 [DVD]出版社/メーカー: ビデオメーカ…

  「法医学教室の事件ファイル 北九州〜横浜 配達された解剖遺体…女医二人が鑑定対決!」

宅間伸と名取裕子は夫婦だと信じ込んでいる人は多いと思う。ホントウの妻は賀来千賀子だってことはすっかり忘れて、普段も 愛介君と一緒に暮らしていることに何の疑問も抱いていない人も多いと思う。それほど、ハマっているキャストのシリーズ 第25作。htt…

 不器用なあなたほど頼み上手になれる

不器用そうな頼りなさそうな人ってのは、周囲がほおっておけなくてついつい手助けをしてしまうってことはよくあることで、そこを狙おうぜってことか? 不器用なあなたほど頼み上手になれる (アスカビジネス)作者: 高城幸司出版社/メーカー: 明日香出版社発売…

 世界で一番おもしろい世界史

都市ごとにその歴史をまとめたものだった。都市の周辺の地図と年表で世界史のおさらい。 図説 世界で一番おもしろい世界史―この「街」にそんな歴史があったのか!作者: 歴史の謎研究会出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2004/05/01メディア: 単行本(ソフト…

 日本語力を高める語源入門

中高生向けの、入門本。 日本語力を高める語源入門作者: 杉本つとむ出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 2007/08/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る なんだか頭にすっと入らなくて、この本を読むための教科書が欲しかった…

 ベルサイユのばらで学ぶフランス語

そういえば、ベルサイユのばらって、読んだことも見たこともなかったんだ。 なので、この本を見ながら、ベルばらってこういうストーリーなんだぁ、と学んだ。 逆? 「ベルサイユのばら」で学ぶフランス語作者: 池田理代子,平野隆文,友重山桃出版社/メーカー:…

 読みにくい名前はなぜ増えたか

この夏、小学生を対象としたちょっとしたイベントに関わった。名簿をながめていて、その名前の突拍子もなさが想像を遥かに超えている事実に愕然とした。”フツーに読める”名前は1割弱じゃないか? で、こんな本を読む。 読みにくい名前はなぜ増えたか (歴史…

 アイランド

はい、ブシェミ目当てです。 ブシェミは相変わらず、いい。宇宙人みたいな風貌をしているのに人間らしい生活感がある。かっこ悪くてかっこいい、軽くて重い、複雑な人間の揺れがあるのがいい。なので、クローン人間やら、クローン人間で金儲けをたくらむ奴や…

  「タクシードラーバーの推理日誌 東京〜蔵王、死体と待ち合わせた女」

私は、子どもの頃から、渡瀬恒彦には甘いんである。もう、これは仕方がない。だから、夜明さんシリーズも欠かさず見ているんである。いつもちょっと甘いところがあるよな〜と感じながらも、認めたくないのであまり突き詰めることなく、見続けている。今回も…

 『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車(22) 代理妻殺人事件』

いまだに、明子さん(片平なぎさ)と春彦さんは婚約中なんである。神田正輝の代表作は絶対に、このいつまでも青年医師・春彦さん。春彦さんを演じる限り、神田正輝の存在意義はあるのだ!。片平なぎさの2時間ドラマの安定感はズバ抜けている。今回も、京都の名…

 肖像写真

ナダール、ザンダー、アヴェトン、という3人の活動と作品を紹介した新書。 肖像写真―時代のまなざし (岩波新書)作者: 多木浩二出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/07/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (28件) を見る すみま…

 アメリカのベジタリアンはなぜ太っているのか

タイトルがすべて。誰でも疑問を抱く数々のテーマ(でしょ?)。 その他、クリスチャンなのになぜ離婚が多いのか、男女平等なのになぜ女性大統領がいないのか、能力主義なのになぜ美容整形が流行るのか、民主主義なのになぜ戦争マニアなのか、などなど。 アメリ…

 検事霞夕子SP 豪華客船殺人クルージング

霞夕子シリーズは、桃井かおりも、鷲尾いさ子も、床嶋佳子も、大好きだった。 なのに、どうして、こんなシリーズになっちゃったんだよっ。日テレの ばかばかばかっ。http://www.ntv.co.jp/kasumi/時流に合わせたつもりで、霞夕子を独身にしてタバコもどんど…