名古屋市博物館 開館30周年記念特別展 大にぎわい 城下町名古屋
このところ、市博物館の企画が楽しい。昔の文献や地図やメモ書きなんかが、わさわさ展示されていて、そのひとつひとつにつっこみコメントを入れながら見ていくと、あーっという間に時間が過ぎる。
地図ひとつ見ても、名前の傾向や流行なんかを考えてみたり、町の様子を描いた絵では、メタボな人を発見したり、江戸時代の人のささやかな日々の楽しみが、そこからあふれて来るようで、美術工芸品を見るのとはまた違うワクワク感満載。
リンク先にもある「マタちゃん」(つかまっちゃって見世物になって慣れて名古屋で一大ブームになったあざらし)についてなんて、その流行っぷりもさることながら、マタちゃんを描いた人によって、”それって アザラシ??”ってな絵もあって、でも、”みんな楽しそうだな〜”なんである。
それがまたなんかなじみのある地名や場所だったりするので、身近感アップ。お店一覧なんてのも、も〜ぅねぇ。
地元民向け企画だけど、それこそが地方の博物館の役目だよね。