96時間

リーアム・ニーソンが、誘拐された娘を取り戻すためにひたすら邪魔者をぶった切って行く映画。邪魔なら関係ない人ですら容赦しない。

もったいぶったエピソードとかナシ!

男性視点から見れば、守るべき女性(娘)のためにルールも倫理も道徳も無視して全開で暴れまくる、という理想が描かれてあって、

女性視点から見れば、お金持ちで社会的コネクションのある義父と、ひたすら自分のことを思い守る完全無敵の肉体派の実父がいる、という理想が描かれている。

ま、幻想を描いているってことだ。

 ノウイング

とにかく、ニコラス・ケイジが出演しているものは見ることにしている。
なにしろ、こんなトンデモ話ですらダレることなく楽しく見せてくれるから。

ノウイング プレミアム・エディション [DVD]

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後半特に宗教的になっていく。聖書のエピソードが散りばめられて、いかにも示唆する結末。

そういう素地がないので、ふうん〜で終わってしまうのだけれども、文化として身体に染みている人たちはどんな風に感じるんだろう。

 魔笛

ケネス・ブラナーモーツアルト魔笛第一次大戦時に置き換えて映像化。

想像力ってこういうのもアリだと思う。

無理やり舞台設定を変えたんじゃなくて、自然に出てきたんだろうな〜という好感が持てる作品。

魔笛 [DVD]

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 重力ピエロ

原作未読。

よく出来ている。
もっと深刻そうに重たくできるところを、うまい具合に軽妙さを残しつつ描いている。
もちろんその中には、含まれるものはたくさんあって、そこをそれぞれ感じて考えればいい。

重力ピエロ 特別版 [DVD]

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キャスティングがぴったり。

 エトワール

オペラ座のダンサーたちを描いたドキュメンタリー。

エトワールだけではなく、そのほかのダンサーも撮っている。

エトワール [DVD]

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 パリ・オペラ座のすべて

長い。160分。
長い分だけ、細部まで記録されている。
で、みんなよく語る。頑強。