嘘だらけのヨーロッパ製世界史

歴史はそもそも主観的なもので勝者から見たものだっていうのは、よく言われることでその通りだと思う。岸田秀のこの本を読むと、読み解く方にも個人的な自分のための歴史の解釈が必要であることを痛感する。
だから、歴史ってのは瞬間瞬間にさまざまな人の手で検証され続けなければならないんだろうね。そしてそのある程度客観的な史実をふまえて、各自で解釈していかなければならない。

嘘だらけのヨーロッパ製世界史

嘘だらけのヨーロッパ製世界史

いろんな人の意見を聞くことは、いろんな可能性やいろんな多様性を認めるための第一歩。歴史に、ソレが絶対正しい、なんてないんだよね。

そういえば、ず〜っと不思議だったんだよ。アーリア人って何??って。