映画

 オーシャンズ11

オーシャンズ11 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/07/13メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (36件) を見る とろとろだらだら〜 と見て、思い出した。昔のシナトラ版も同じ感想を抱いたんだってこと。 オー…

ドロップ

2時間以上もあるの? こういうのは、90分でいいじゃん などと言いながら、期待することなく行った試写会。結果、だれることなく、飽きることなく、楽しめた。 テンポもあるし、笑いのくすぐりも過剰にならない程度にある。暴力は嫌いなので、殴り合いシーン…

 私がクマにキレた理由

久しぶりに脱力した映画。それでも、映画が終わるころには諸々の感情をぐっと飲み込んで、こういう価値観も映画もアリなんだ、と自分に言い聞かせるように帰路に着いた。http://www.kuma-kire.com/何の解決にもなっていないのに、解決したかのように皆が処理…

 フレフレ少女

試写会です。自分では見に行く発想が出てきません。 というか、どういう人が見るんだろう。どんな意図でこういう映画って作るんだろう。新垣結衣フアンに決まってるじゃん、と言われれば、そうなんだけど・・・・。http://www.fure-fure.jp/index_pc.html映…

 奇人たちの晩餐会

くだらない話が最後にはホロっと人間っていいよな、という展開になる、フランス映画得意分野。 奇人たちの晩餐会 リマスター版 [DVD]出版社/メーカー: パンド発売日: 2003/08/08メディア: DVD クリック: 32回この商品を含むブログ (19件) を見る 奇人といっ…

 マリーアントワネット

ソフィア・コッポラの作品。 私のイメージの中のマリー・アントワネットにとっても近い。外国からやってきた無邪気なお嬢様。カワイイもの・楽しいことが大好きで、夫に対する愛情も持っている、泣きたくなることもあるしおしゃべりも好き。動物も子供も好き…

 パッチギ LOVE&PEACE

全体を貫くリズム・うねり・緩急、は、第一作のほうが上。だから、心に響いてくるのも前作。 ただ、こういう物語があった(ノンフィクションという区分けではなく、こういうような物語があちこちであったという寓話的な意味)という意義はあると思う。 出演者…

 病院坂の首縊りの家

金田一耕助モノは、小説もTVドラマも映画も大好きなので何度も何度も見ている。 なのに、この作品だけはまったく見たことがないどころか、あらすじすら知らなかった。勝手に、"王道じゃない"と思い込んでいたんだろう。 病院坂の首縊りの家 [DVD]出版社/メー…

 おさるのジョージ

劇場公開時、原作フアンである私は予告編をちらりと見ただけで、「絵柄や雰囲気が違うじゃん」とか「どーして音楽がジャック・ジョンソンなんだい?」と偏狭な不平を並べつらね、「絶対見るもんかっ」とぶーたれていたんである。 おさるのジョージ [DVD]出版…

 ヒトラー 最後の12日間

思わず引き込まれて止まらなくなる力強い作品。最後の12日間の、閉塞感、ゆがんだまま膠着してしまった軍部社会構造。あれほど病的で異様な人物が、なぜあれほど崇拝され力を持ったのか。勢力を伸ばしていく部分が描かれていないだけに、その不気味さが伝わ…

 ロシアハウス

多分、国際組織のスパイもののドキドキ感は、ジョン・ル・カレの原作を読んだほうが楽しめると思う。だらだら見ていたせいか、最後のほうになるまで一体何が起こっているのかよくわからなかった。 ロシア・ハウス [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックスホ…

 ミッドナイトイーグル

試写会。いきなり、大沢たかおと竹内結子の舞台あいさつがあった。 竹内結子は、司会の女子アナよりも聞き取りやすい落ち着いた声で、女子アナよりも明瞭な日本語で、女子アナよりも語尾まではっきり言い切って、質問にはとても簡潔に的確に答えていて、好感…

 王の男

なんとなく、歴史背景を知っていたらまた違う見方をするんだろうな、と感じた。書き込まれていない部分があって、それは多分韓国の人の共通認識のようなものであって、思い入れとか思いを馳せる部分とかがあって、そこに共鳴するんだろうな、と思った。特に…

 ハッピーエンディング

元々、こういうちょっと変わり者たちの何気ない群像劇が好き。 どんな規格外の人でも生きていていいよ、というような空気が好きなのかなぁ。みんなキレイすぎないかっこよすぎないところも好きかな。だからといって、人に”いい映画だったよ〜”と勧めるもので…

 プルートで朝食を

こういう、都合よくはいかない、大団円とはならない、幸せとは言い切れない状況の中、それでも日々を生きる人間って素晴らしいという、ささやかな生きる力を描いた映画は好み。 プルートで朝食を [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2006/12/22…

 女は女である

ゴダールである。私はヌーベルバーグの波をかぶっていないので、それほどゴダールに対しても思い入れがないし、”いや〜ん おふらんす おしゃれ〜”という反応もしないので、淡々と見たんである。で、見終わるとおのずと、そうだよな〜 女は女なんだよなぁ と…

 パイレーツオブカリビアン 2 デッドマンズチェスト

1よりもこっちの2作目の方が割り切って楽しめた。 きっぱりと、これは「マンガだ」と割り切れば簡単さっ。人間が演じている人間だと思うと、いや〜な気持ちになる場面がたくさんたくさん出てくるのだが、ジョニー・デップが浜辺を走る遠景で、上半身を後ろ…

 ローマ帝国の滅亡

wowowで、ドラマ"ROMA"を最後まで見た。連続ドラマを見続ける習慣のない私にとっては、快挙!。 ついでに、NHKでやっていた ネロについてのドラマも見たので、自分の中でちょっとしたローマ帝国ブーム。 っていうか、やっと共和制と帝政の違いがわかったよう…

 恋 ジョゼフ・ロージー

ジョゼフ・ロージーは残酷だから好きだ。 甘美さと痛みのはざまで揺さぶられる人間を、容赦なく追い詰めて描いている。甘いだけの物語には決してしない。甘さを享受するために引き受けなければならない苦しみを、見逃してはくれない。優しい思い出ということ…

 クレールの刺繍

手先を動かして何かを作る、という行為は、心をよく慰める。モノを紡いでいくことで、せり上がった棘をなだらかにして、空いた空白を埋めていく。 また、 人は、人と出会うことで、変わる。そんな映画。 クレールの刺繍 [DVD]出版社/メーカー: ビデオメーカ…

 アイランド

はい、ブシェミ目当てです。 ブシェミは相変わらず、いい。宇宙人みたいな風貌をしているのに人間らしい生活感がある。かっこ悪くてかっこいい、軽くて重い、複雑な人間の揺れがあるのがいい。なので、クローン人間やら、クローン人間で金儲けをたくらむ奴や…

 ラヴィドボエーム

昨日見たレントの元ネタは、ラ・ボエームだという。で、そのまた元ネタのアンリ・ミュルジェールの『ボヘミアン生活の情景』(Scènes de la vie de bohème)を原作とした、アキ・カウリスマキの作品を見る。 ラヴィ・ド・ボエーム/コントラクト・キラー [DVD]…

 レント

さあ〜っと流し見てしまった。映画版。 レント デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見る 思い起…

 メルブルックスの大脱走

ナチス政権下でのシェイクスピア劇団大立ち回り。うまくナチスの鼻をあかすドタバタ劇。うまくできている。皮肉や風刺が効いている。 メル・ブルックスの大脱走 [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2007/…

 ファンタスティックフォー 銀河の危機

1作目も見ずに、どんな内容かも知らずに映画館へ。館内が暗くなってから、同行者に「宇宙線を浴びた科学者が地球を救う話」とだけ聞いた。だから、いや〜B級おちゃらけ映画は出演者に華がないなあ、とか、主人公の耳の上にかすかに見える白髪は笑いのために…

 新旧 プロデューサーズ

1968年のメル・ブルックス版と、それをブロードウェイを経てまた映画になった2005年版。 旧プロデューサーズ (ユニバーサル・セレクション第2弾) 【初回生産限定】 [DVD]出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日: 2007/08/09メディア: …

 GOAL

潔いサッカー映画。FIFA公認としては、とても正しいと思う。 GOAL!アーティスト: サントラ,ゼロ・7,プリンセス・スーパースター,アンクル,…アンド・ユー・ウィル・ノウ・アス・バイ・ザ・トレイル・オヴ・デッド,グレーム・レヴェール,ハッピー・マンデ…

 グエムル

悲劇は、よくよく喜劇的である。 完璧に非のうちどころのない人間に襲い掛かるだけではなく、小市民的なそこそこダメダメ人間にも訪れるのである。決して、自業自得と言うことはできない。悲劇的展開は笑っちゃうほど、情けない面もあるのである。事実として…

 ナショナルトレジャー

私は、ニコラス・ケイジのフアンなのかもしれない。そんなことは絶対にあるはずがないと信じてこれまで生きてきたけれども・・・ ナショナル・トレジャー 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント発売日: 2006/07/07メディ…

 ハチミツとクローバー

先日のスピッツ"群青"を聴きながら、そういえば"魔法のコトバ"は映画の主題歌だったなぁ、と思い出した。 予告編では "切ないぞ〜片思いだぞ〜青春だぞ〜スピッツだぞ〜" のイメージだったアレである。で、見る。 ハチミツとクローバー スペシャル・エディシ…