ラヴィドボエーム

昨日見たレントの元ネタは、ラ・ボエームだという。で、そのまた元ネタのアンリ・ミュルジェールの『ボヘミアン生活の情景』(Scènes de la vie de bohème)を原作とした、アキ・カウリスマキの作品を見る。

時々、こういう映画への愛が詰まった作品に出会う。創成期のフランス映画によく見られるものすごく古典的な手法を暖かく使っている。人生を描いた映画ってこういうもんだよね、こういう映画が好きだったんだよね、人間って愛おしいよね、人生って苦いね、情けない毎日だよね、でも、素晴らしいよね。という賛歌。

こうなると、原作が読みたくなるんだな。翻訳出てないのかな。
一応アマゾンフランスのページを記録↓ 絶対読めないだろうけど
http://www.amazon.fr/Sc%C3%A8nes-vie-boh%C3%A8me-Henri-Murger/dp/2070380556/ref=sr_1_2/403-0326350-3980461?ie=UTF8&s=books&qid=1191330143&sr=1-2