王の男
なんとなく、歴史背景を知っていたらまた違う見方をするんだろうな、と感じた。書き込まれていない部分があって、それは多分韓国の人の共通認識のようなものであって、思い入れとか思いを馳せる部分とかがあって、そこに共鳴するんだろうな、と思った。特に終盤はそういう各自の内側に響くための余白がこの映画の中にはあって、私にはそれがないなぁ、持っている人はここで深く感じ入っているんだろうなぁと思いながら見ていた。
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
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悪い意味じゃないよ。そういう映画っていうこと。説明するために映画があるわけじゃないんだし。
響くものを持っていたら、どう感じたんだろう、という興味はある。