ロシアハウス
多分、国際組織のスパイもののドキドキ感は、ジョン・ル・カレの原作を読んだほうが楽しめると思う。だらだら見ていたせいか、最後のほうになるまで一体何が起こっているのかよくわからなかった。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (11件) を見る
ただ、ゆる〜い感じは、それなりにけだるい気持ちよさがある。煙ったような曇天のヨーロッパの各地の都市の景色はひんやりとした空気感が漂ってくるようだし、ジェリー・ゴールドスミスの音楽はさらに熱を奪い取るように流れる。ジェームス・フォックスやロイ・シャイダーという任務を背負います系がよく似合う人が雰囲気を出しているし、英国情報部やCIAの普通の職場っぽい様子もいい。それに、いきなり、ケン・ラッセルが役者で出ている。