ランズバーグ先生の型破りな知恵
ちょっとヤリすぎじゃない?というくらいに、経済効率の視点からさまざまな事例をシニカルに語る。
セックスパートナーの多い遊び人よりも、少ない慎重な人がHIVに感染したほうが、感染後に他人にうつす確率が少ないので、そのほうがいい、など。
そりゃそうかもしんないけどさぁ〜ってな、お話の数々。
- 作者: スティーブン・E・ランズバーグ,清宮真理
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 単行本
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本気なのか冗談なのかわからないラインで語るこういう話、嫌いじゃないんだな〜。
語られていることは、ある側面事実なんだしさ。
宝くじを買う人も犯罪者も、リスク好きという点は共通。
宝くじ好きが、高い確率で少ない配当よりも低い確率の高い配当を望むように、犯罪者は、高い確率で小さな罰を受けるよりも、低い確率で大きな罰となるような類のモノに手を染める。
宝くじで、確率を低くして当選者を増やしたところで、ソレは宝くじ好きの好みではない戦略ということ。