お嬢さまことば速修講座

あのぉ、この本は、マジ本なんでしょうか、シュールでアイロニックなネタ本なんでしょうか。

お嬢さまことば速修講座

外出時には、"お紅茶"と言えるけれども"おコーヒー"とは言えないので、必ず"お紅茶"を注文しましょう。
とにかく動作も反応も会話もゆっくりしましょう。仕事ができない人と思われたところでお嬢さまは仕事などしないのでいいのです。
失敗したとき・わからないことに遭遇したときは、あわてず3秒だまりましょう。その間に誰かが何とかしてくれます。

そして、相手方も八割方ニセモノのお嬢さまなので正体がバレることなどございません。

このあたりは、笑うツボのように見える。っていうか、笑うしかないでしょう。
しかし、

レストランやブティックに気後れすることなく入りたい。とか、お嬢さまとして上品に振舞っていれば周囲もそのように接してくれるのでぞんざいな扱いを受けて不快な思いをすることはない。とか、健全な自己肯定は、おおらかさや相手を尊重する心の余裕を生む。とか、なんだかものすごくマジな心意気も正面から語っているので、ワケがわからなってしまった。