サライの高野・吉野・熊野

サライが長寿雑誌なのは、趣味性が強い文化系の素材を、濃くなりすぎずに、ミーハーな好奇心をそこそこ教養感を漂わせながら満たしてくれるあたりなんじゃないだろうか。

という、本。

吉野には行っていないんだなぁ。
何年か前から、7月7日に開催されるカエルの着ぐるみを山伏が取り囲む祭り(ものすごく個人的想像図)が気になって気になって仕方がないんだが、そのシュールな場面の紹介ではなく、その折に地元で作られる柿の葉寿司の写真となっているあたりが、まさにサライ的。