ダリ展@名古屋市美術館

仕事の帰り際にダリを見に行くと言っていたら、「ダリは好き?」と聞かれたので「一番好きでも、5本指に入るくらい好きなわけではないけど、好き」と答えた。つづけて、「ダリはどう?」と聞かれたので、「すごく人間っぽい人ですよ」と答えたら、その人は一緒にダリ展に付き合ってくれた。

http://event.chunichi.co.jp/dali/

シックで繊細なダリの絵がたくさんあった。
ノートのかけらは、落書きがあったりして親近感。
ダリは確かに天才だけけども、人間を超越したわけではないところが人間ぽい。絵に彼の想像力の限界というか経路が見えるような気がしてしまうあたりが、繊細な頭で考えて描くタイプの人だろうなぁと思ってしまう。さまざまな展示を見て、やはり抽象の人じゃなくコトバ系の人なんだ、と納得。

そんなところに共感しておきながら、一番ヒットは、おみやげコーナーのダリ人形
http://event.chunichi.co.jp/dali/goods/index.html
やっぱり、シックなダリより、ダリ人形か。

そして、ダリ展につきあってくれた人は、いくつもあったダリの写真アレコレを見て
「ダリって、ハンサムだったのね」

それは、たいそう重要なことである。