中国の骨は1本少ない

どうでもいいことだが、私は、”りぼん派”小学生だった。たとえ、最も心に残っていることが、「砂の城」で”婚約破棄”という言葉とその意味を知ったとしても、”りぼん派”であったことには、違いはない。

砂の城 1 (集英社文庫(コミック版))

砂の城 1 (集英社文庫(コミック版))

そしてけっこう「空くんの手紙」の”まれすけ”がお気に入りだったりも、した、かわいらしい小学生であったことも、事実だ。

空くんの手紙 1 (集英社文庫(コミック版))

空くんの手紙 1 (集英社文庫(コミック版))

あれから、ウン十年。
いきなり、小田空、コレである。

中国の骨は1本すくない (集英社クリエイティブコミックス)

中国の骨は1本すくない (集英社クリエイティブコミックス)

いつのまにか、小田空は中国通になっていた。すでに第三弾だという。タイトルの理由は、なるほど、というもの。このページで見ることができる中でも十分なヒントがある、なぞなぞのようなもの。
しかし、私には巻末の第一弾・第二弾中国本の案内ページにあるイラストが、なんとも”りぼんちっく”で、いきなりウン十年さかのぼったようなタイムトラベラー気分を味わったことが、一番のポイント。