いつかは名人会 オーディオブック

 誰のフアンかと聞かれたときに、どう説明するのか面倒になって、「いや、格別誰ってことはないんですけどね」と答えはするものの、実は柳家喬太郎が好みなんである。何しろ、おもしろい。
 で、「朝日いつかは名人会」の1回目2回目のホスト(?)が柳家喬太郎というものが、オーディオブックになっていたので、即買。

http://www.asahi.com/information/service/rakugo.html

 特に、2回目。パワープレイ中。

 拾い物。三遊亭好二郎 「だくだく」。テンポがいい。声の張りもいい。軽快さとスピードと軽薄さが、好み。思わず一緒に口ずさんでしまうような気持ちよさ。
 そして、「だくだく」「井戸の茶碗」と聞いてきて、「すみれ荘201号」の終盤に効いてくる流れが、大河ドラマのようなカタルシス(おーげさ)。
 名古屋の広小路通で、白いイヤホンコードで、右を向いたり左を向いたりしながら、”古典が聞きたかったみなさん、ごめんなさいっ”とかつぶやいていたら、それは私だ。

 ニフティのぼっどきゃすてぃんぐ落語で 三遊亭好二郎ものが無料で聞ける。今とところ「締め込み」と「雛鍔」かな?(「締め込み」の方が好き) いいっすねぇ。
http://www.podcastjuice.jp/rakugo/2007/04/411_4c1c.html