真夜中の弥次さん喜多さん

まあ、アレだ。

なにがリアルかっていうと、小池栄子が寄り目で夜中にコメを研ぎ続けて撒き散らすシーンが、この映画を見た時点でのあたしにとっては一番リアルだったわけだ。それは、喜多さんと浮気している亭主の弥次さんが寝ている横でイッちゃった目をして嫌がらせをしているシーンなわけだ。とりあえず映画では弥次さんと喜多さんは恋人同士ってことになっているんだが、そういうことになっているってだけでなんでそういうことになってんだかイマイチよくわからない。そりゃあ小池栄子もおかしくなるってもんだ。

つまりは、旦那がオトコと浮気して駆け落ちしちゃったから精神に異常をきたしてしまった女房の映画ってことだ。
でも多分、ソレチガウって言われるだろうけど。

そんなことを考えると、ワイドショーや三面記事やウワサ話の見すぎ読みすぎ聞きすぎを反省したりもした、今日の映画鑑賞だったんである。