バトン
今年にはいってから、占い師になろうと思って占いをしてた。もともと天気図が読めるようになりたかった。けど、天気図を読んで明日の天気を読むことは、星の位置を読んで人を語ることに似ているように思えたし、どっちがネタになるかといったら、うさんくさい占いをするほうが笑いが取れる。笑いを取ろうと始めてちょっとがんばったら異様に当たってしまうので笑えなくなってしまって困った。というようなことをしていたら、3月になっていた。春分じゃん。
てなときに mamiちゃんから音楽バトンもらった。id:kogame20060311
わいわい。ありがと
ということで、
1.Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
265M
基本的にパソコンでは聴かないので、ituneで転送する時の作業が残っているもののみ。ipodには、13G(落語が若干混じってる)入れて歩いている
2.Song playing right now (今聞いている曲)
何も聴いていない。テレビのニュースで WBC(やきゅう)のニュースが流れている。ごめんよ福留、役立たずだなんていい続けて。
3.The last CD I bought (最後に買ったCD)
最近ホントにCDを買わない。ituneでダウンロードしてくる程度。
4.Five songs (tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
- der zibet 「待つ歌」 (violetter ballより)
デビューシングルですべてを語ってしまったかのような一曲。そこはすでにゴールだったためにその先は何もないのかもしれない、と思いながらder zibetを聴き続けて、結局予感通りどこにも行けない閉塞感のままフアンであるあたしは投げ出されちゃったようなもんだ。それもはじめからわかっていたことだから仕方がない。岡野ハジメ(ex PINK)プロデュースものが わかりやすくわりきっていてハジけていて好きだった(例えば↓)。
- アーティスト: Der Zibet
- 出版社/メーカー: シックスティレコード
- 発売日: 1994/11/23
- メディア: CD
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この「待つ歌」があったのだから、安心して開放的になってもよかったように思うのだけれども、そうしないところが、ISSAYらしさなんだろうなぁ。というように、特異点のような曲だったよ。
- PINK 「SOUL FLIGHT」 (PINK より)
- アーティスト: PINK
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 1994/04/25
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おそらく今までで最も多く繰り返し聞いた曲。この一曲があれば生きていけるとまで思った。メンバー個々に対して あるいはバンド自体にはまったく思い入れも関心もないんだけれども、出てくる音は私にとっては完璧ゾーン。福岡ユタカのスティングみたいな声も、岡野ハジメのがんがん走るベースも、勝手に浮ついているホッピー神山のキーボード類の音ももみんな好み。完結している独立した音。私にとっては、こんなに好きなのに個人的に影響を受けたり気持ちに作用したりはしない不思議なバンド。ちなみにこの曲は、sony music tvのエンディングテーマ(が歌詞つきになったモノ)。
- FISHMANS 「チャンス」 (chappie,don't cry より)
- アーティスト: フィッシュマンズ
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1998/02/18
- メディア: CD
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FISHMANSで一曲を選ぶとしたら「チャンス」。後期FISHMANSの境界線の消滅した溶け出していく世界もいいけど、初期のあまりにも日常的な情景とフツウなコトバを歌いながらも、揺るがない気持ちの強さや意志を貫いているところが好き。他の誰でもない自分自身が誰にとってもそれぞれ大切なものであることを歌う景色。いまでもずいぶん助けられる。佐藤伸治が風邪で死んじゃったのはもう6年も昔の3月だったのかぁ。
- TOKYO NO.1 SOUL SET 「Jr.」 ( Jr. より)
- アーティスト: TOKYO No.1 SOUL SET,BIKKE,渡辺俊美,川辺浩志
- 出版社/メーカー: RCAアリオラジャパン
- 発売日: 1998/04/01
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全曲選びたいところ。あえて「Jr.」というのは、果てのない未開の地をどこまでも進んでいく醒めた勇気の宣言のような曲だから。生きていく覚悟、自分を自分で受け入れる覚悟、冷徹な現状認識、未来への視線、歩き出す力。時に惑わされるいらだち。まぁ、そんなようなものを静かに語りながらも、諦めた無常感の中をさまよいながらも、前に前に未来に向かって進む使命とでもいうんだろうか、最後の何かは失わないと信じることができる。そんなことを彼らがあからさまに歌っているわけではないんだが、高らかに歌い上げなくとも広く遠く拓けている世界を前にした彼らの後姿が語るものがあるわけだ。
- the smiths 「cemetry gate」 (the queen is dead より)
- アーティスト: Smiths
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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スミスは外せない。というよりも、ジョニー・マーを外せない。モリッシーに関しては案外どうでもよいので、ジョニー・マーのギターの音が美しい the the の「slow emothion replay」にしようかと思ったくらいだけれども、やはりジョニー・マーはスミスのジョニー・マーであるのだから、スミスから選曲。あまりモリッシーの歌っている内容は気にしない中、このcemetry gateには なんとなく親しみがある。詩人なんて種族が紛れている墓地を ぞっとするほど晴れた日にふらふらしているなんて、なんて最高な気分なんだい。