ポーランド館のレストラン

万博のポーランド館のレストラン部門がそのまんま白川公園あたりに引っ越してきた。http://www.polonez.jp/ ので、行ってきた。
10月か11月に開店してからずいぶん時間もたったし、万博のときのような浮かれた客も少ないだろうし、白川公園あたりとはいえ、とりあえず中心部に店を構えるわけだから、結構キツいんじゃないか、とアレコレ思い、閉店する前に行っとかなくちゃ、な気分だったんである。

雨の降る水曜の夜。

客、いるじゃん。
4席テーブルが10個ちょっと。7時ごろ8割方埋まっている。
見覚えのあるカウンターは万博の展示館からそのまんま引っ越してきてる。おねーさんはポーランド人かどうかはわからないけど、ポーランド衣装を着ているし、だらーっとした広い空間も、まんま万博外国館。

3000円で 山盛り前菜とカフェオレどんぶりよりも大きな器にたっぷりのかぼちゃスープと、カツレツにマッシュポテトとか付け合せ。デザートにコーヒー。
おまけに、ポーランドぎょうざ6個800円を頼んだ。

食べすぎだ。動けない。

客のほとんどは万博経験者と見た。
この平らな床と平らな壁と、簡単に置いただけの机とスカスカの文化祭のような空間と時間を受け入れるレセプターが、名古屋万博人種の中には既に出来上がってしまっているんだろう。すでに、体質にまで及んでいる免疫。それは、遺伝するんだろうか? こうして何百年にもわたって土地土地の気質が作られていくのかもしれない。

おぉ あたしも文化的な変貌の始点に立ち会った証人だよ。