ディボース ショウ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2005/12/23
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
詐欺師に憧れるあたしとDrpの意見が一致したのは、「やっぱ 詐欺師は結婚詐欺師だよね」ということだった。結婚詐欺師といっても、最後まで相手を傷つけない幸せを運ぶ詐欺師。ってソレ詐欺師か?
国家機密に関わって命を落とすのは嫌だし、弱いものをだまくらかすなんて正義感が許さない。ダレかが不当に一方的に害を被る状況は、潔くない。つまりはカッコ悪い。が、暴ききれない社会的な巨悪に挑むだけの度量はない。
ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズは、弁護士と離婚慰謝料稼ぎ屋なんだけど、それはどちらも立派な詐欺師。だましあって裏切りあって、でも最後は和解する。なんでそんな不誠実さのあとでハッピーエンドなんだい、と疑っちゃいけない。お互いの力量がわかるからこそ信頼できるってもんだ。
しかしこの映画、あんまりカッコ良くなかったものだから、詐欺師に憧れることをやめようかと思ってしまった。もしや、そういう啓蒙映画だったのかっ? コーエン兄弟。