ドラえもん短歌
なんか文字ばけしてるぞ↓
- 作者: 枡野浩一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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発売された頃、書評だとか紹介記事だとか広告枠なんかにとりあげられていた歌がとてもいい感じで、ドラえもんをネタにするとこんなに世界が広がるもんだと感じ入っていたわけだ。
そこで本編を読んでみたわけだ。
夏の青空に入道雲の表紙写真はドラちゃんカラー。タケコプターで空にあがっていくドラちゃんとのび太くんの小さな後姿は、それだけで、まあ詩情が漂ったりしているわけだ。
枡野浩一が集めた投稿短歌集。
最初にあたしの気をひいた短歌がとびぬけて秀逸だった。だから、あちこちでとりあげられていたんだ。
ひとりでいくつか採用されている人もいる中で、その作者はそのひとつしか詠んでいない。
彼/彼女は、たまたまひとつだけ投稿してあとはすっきり遠ざかっていたんだろうか。いくつも投稿した中で、ひとつきり輝いたんだろうか。
ま、人生そんなもんさ。