セックス・アンド・ザ・シティ

映画公開前に、一気に1〜6シーズンまで毎日フル稼働で見通したというのに、気がついたら上映が終わっていたという、セックス・アンド・ザ・シティ
はい、リアルタイムではドラマは見ていません。だから、そんなに思い入れもなく、今になってようやく見た。

私は見にいけなかったが、公開時、フロアで顔を合わせる女性(孫持ち)が時間つぶしに見てきたらしく、ドキドキしながら感想を聞いたら、
「やっぱりね、女性の友情よっ! 女の友達って素晴らしいのよっ。よかったわっ あなたも見るといいわっ」
と言い切った。

私も、セックス・アンド・ザ・シティは、友達関係の物語だと思う。そして転びながら立ち上がって生きていく物語だと思う。
ファッションやセックスやNYの話題が目についていたけれども、失言をしたり意地悪をしちゃったり傷つけちゃったりしながら、それでも友達を大切に思ってゴメンねと謝って関係を回復していって、それは人間関係だけではなく、社会生活においても、みっともないことをたくさんたくさんして落ち込む中から、何度も何度も立ち上がっていく物語だと思う。
そういう勇気。
別にNYでかっこいい仕事についていなくても、それは誰もに共通する事柄。

そして、私とあんまり共通点のなさそうな女性(孫持ち)が、友情の物語と言ったことが、ちょっとうれしかった。