交渉術

ある意味、外交の本筋に近い道の田中均に対して、経歴からしてマージナルな佐藤優。具体的に、不可思議な実態を述べている。

彼なりの、たたき上げならではの、経験から積み上げていった理論は力強い。特に、宗教と関連した文化論は面白い。神との交渉に負けたら人類絶滅だから、彼らはなにがなんでも必死に交渉する、など。

交渉術

アメリカンスクールの道に対した、ロシア組の位置もなんとなく漂っている。
東郷和彦の本が読みたくなった。