食がわかれば世界経済がわかる

「食」に対する姿勢は、そのまま文化・生活の基本、つまりは人間そのものに対する態度なんだろう。生身の人間をどのように扱うか、に直結している問題。

食がわかれば世界経済がわかる

食がわかれば世界経済がわかる

世界史をおさらいしながら、食の問題がどれほど歴史の流れに影響を与えていたか、などを語り、外交上のエピソードなども交えて、今これでいいんかい? というような本。
アメリカ人がフランス大使館の食事時にダイエットコークを頼んでシェフに怒られた話なんかも面白い。

榊原英資って、案外ファストフード嫌いだったのね。