田原 総一朗講演 「時局を読む」

これまた平日の昼間3時から。私のような野次馬君は見物料2000円ナリ。
テレビで見るのと、ほとんど変わらない。見た様子も、雰囲気も、話し方も、空気も、全部。ナマの感覚が腑に落ちてしまえば、あとはのんびりと話を聞くだけ。最近の お笑い政局展開を内輪話っぽいネタをちょこっとだけまじえて語る。

平日の昼間っから、のんびりと話を聞きに来ることができるような人たち(含自分)なので、1時間半の間にケータイが鳴ること5〜6回。電源を切るとか、マナーモードにする、とか、鳴ってしまったときに音を消す、とか、保留にする、とか、そういうことが苦手な方々が多く、鳴ってから悩んで会場の外に"そそそそ"と出て行く。一度なんぞ"あ〜あ〜 川の流れのよ〜ぉに〜" と朗々と着メロが流れていた。(会場狭いし)
が、動じない田原総一郎
さすがだ。(そこかよっ、感心するポイントは)。

登場から退場まで見事に自分で仕切りきり、質疑応答のさばきも上手い。何しろ、"えっ そんな質問?"というたじろぎが一瞬たりともない。見事に答えきる。質疑応答コーナーにありがちな不安定なハラハラするような雰囲気は皆無。コレは、数々講演会を聞いてきた中ではトップクラス。内容よりも、その芸当は見物料を取れる。