トランスポーター2

ありえねーっ!

に尽きる。

中途半端に叙情派のリュック・ベッソンは個人的な趣味趣向として苦手だが、彼が関わるとんでもなくおバカなアクション映画は好き。
登場人物が誰も笑っていないのに、笑う仕掛けはあからさまにはどこにもないのに、それなのに笑える。それも、かっこつけているのがかっこ悪くて笑うわけじゃない。ちゃんと、かっこいいのである。かっこいいのに、笑える。
これは稀に見るスタイリッシュなおバカ映画である。あまりのくだらなさにあきれずに見通すことができれば、の話だが。
ところで、マシュー・モディン。B級映画の定番金持ちのイヤな夫がとっても似合っているんですが・・・。