オンマの台所

　韓国の　といえばいいのか、朝鮮半島の　といえばいいのか、そのあたり不勉強なのだけれども、とにかくそういう食文化についてのエッセイ。

オンマの台所―お母さんのごはんは家族の絆

なんといっても、どじょう汁。
どじょう汁といったら、何を思い浮かべる？？

柳川鍋の丸鍋か、せいぜい、まるごとどじょうがごろごろ入った味噌やしょうゆ仕立ての汁だと、思っていた。

ところが、

1. どじょうをゆでる（煮る）
2. 裏ごしをして骨を取り除く
3. 葉っぱ類(シントリ菜　サントウ菜　ふきの葉など）をゆでたり味をつけたりしてしょうゆとあえて、２に入れる
4. 味を調えて出来上がり

私の頭の中は、大盛り上がり。
ゆでる→裏ごし・・・・。どじょう。どじょう。どじょう。
アドレナリン大放出といった様相である。そういうこと（どじょうをゆでて裏ごし）なんて、考えたことがなかったので、とっても興奮状態なのである。

想像力の地平線が押しひろげられるような快感。