ユニクロ症候群
ユニクロ袋を持って歩いていると、小売関係者に
「あんたたちがユニクロばっかり買うからアパレルはひどい目にあって世の中は悪くなるんだ」と言われ、「そんな程度の低いものばっかり買うと人間ダメになる」と言わたりするが、
別に、服の機能は、なにも高尚な生活をするためだけのものではないわけで。
ユニクロってのは、まさに、柳井社長が言っているように
アパレル業界人には洋服=ファッションだと思っているが多くの一般消費者にとっては機能性快適性を優先させる生活パーツだという一面を明らかにしたわけで。
で、例えば寒い中でサッカー観戦に行ったりするときには、やっぱりヒートテックは便利なんで、それくらい使わせてくれよ〜と思ったりするんである。
それに昔っから、近所の商店街で「ファッション」とは遠い衣料品を買ったりしてたじゃん。
- 作者: 小島健輔
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/07/30
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精神性とリンクしたファッションは別に存在していていいんだから、まったく別のカテゴリーだということを十分理解して、その道を探せばいいと思うんだな〜
電化製品の説明書の文章と、詩は違う、というのと同じでさ。
とはいうものの、私も企業としてのユニクロを評価しているわけではないんだけどね。退化というのは言いすぎかと。