ちはやふる

1巻から一気読み。

ちはやふる(11) (BE LOVE KC)

ちはやふる(11) (BE LOVE KC)

イヤな気分にならないマンガ。
青春モノの基本を押さえていて、自己投影しやすい仕掛けもたくさんある。
基本的にポジティブな描き方だし。

秀逸なのは脇役たちが身の丈を知っていること。自分の長所を活かすように前向きに考えることは実生活に役に立つ。自分はヒーロー・ヒロインではないと納得した時に、思い出せるといいね。
現実逃避の中でも、少しづつ学んでいけばいい。

などと、自分がすっかり青春を脱してしまってるので、現役で読んでいる若者たちに対して心の中で語りかけてしまったりした。