弁護士・森江春策の裁判員法廷

  • キャスト ★★★ いったい何本シリーズを抱えているんだ?という中村梅雀の新シリーズ。相手役には、帰ってきた若村麻由美。ゲスト陣も、石丸謙二郎・中西良太などと安定。岩崎ひろみがとてもよくて、ゲストでは残念と思っていたら、レギュラーになりそうでうれしい。他も、全員のレベル高。2時間ドラマとして、基本的な力量が一段ずば抜けていた。
  • スピードテンポ ★★★ ここしばらく裁判員制度を意識した作品が多い中でも、飽きずに最後までひっぱってくれる。「で、どうしたの? どうしてなの?」と結構前のめりで画面に食いつくほど。そこが裁判員と同調するようにうまく出来ていた。
  • ロケーション  ★★ そんなに派手な見所はない。法廷現場くらいかな。
  • しみじみ感  ★★★ 動機などは若干ありきたりな面はあるものの、若者の心情もよくある話ではあるものの、その分抑え目に仕上げているのが好感。今回の焦点はココではないしね。
  • 総合 ★★★ シリーズ1作目とは思えない安定感と完成度。もうひとつ★を追加したいくらい。次回にものすごく期待。

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