9割の病気は自分で治せる
病院に通っている人たちのうち9割が「おいしい患者」
つまり、命にかかわることなくでも完全に治ることはないので継続的に通院してくれる。ということは、売り上げが確保できるお得意さんなわけだ。
その部分にかかる比重が大きいため(気持ち的にも経営的にも)、本当に医療が切迫した状況で必要な人たちに割く部分が低くなっているのは、心苦しい
というような事柄。
- 作者: 岡本裕
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2009/02/01
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医療問題が出てくるたびに思う。
こうした「おいしい患者」さん向けの機関を独立させたらどうよ。初診と定期健診くらいは医療機関でするとして、保険制度も別枠にして「簡単なカウンセリングと投薬」くらいのもの。もっと言えば、投薬部門ナシの「カウンセリング」部門でもいいんだけれども、多分通っている人たちは「医者に通っている」アイデンテイティがほしいだろうから、ある程度気持ちが満足するような形にしてさぁ。
「医者に通ってますアピール」プラス「話がしたい(医者相手と患者仲間のダブル)」ことを求めている層に対応すれば、保険財源ももう少し改善される道があるんじゃないか
と、しろーと考えをずーっと持っているんである。
誰でも考えることだろうから、出来ない理由があるんだろうね。