鹿男あをによし
小説の読み方なんて忘れちゃっているくらいものすごく久しぶりに小説を読んだ。
リハビリにはちょうどよかった。「坊ちゃん」の筋に、キャラがたってる登場人物と、さりげなくちりばめられたコネタ、私の好きな神社ネタに加え、鹿がしゃべるなんていうシュールさも加えて、楽しく読めた。
もっとも奈良の鹿ってしゃべるけどね。先月久しぶりに奈良に「鹿に鹿せんべいをやりに」出かけた。鹿、しゃべってた。
鹿"それちょーだい" 私"これだけしかないよ" 鹿"わかってる それだけもらったら次の人にもらいにいくから" で、ちゃんと聞き分けよく次の人を探しに行くんである。エサがないのに群がられている人は、ちゃんと話しかけてみればわかってくれるのに、と思う。
私"これ食べる?" 鹿"どうしよっかな〜 ちょっともらう" あまった鹿せんべいを全部なくしたいけど食欲旺盛な鹿がいない時は、ねそべってる鹿にこんな風に話しかけるとのっそり起き上がって食べにきてくれる。
私は初心者なのでこれくらいしかわかんない。
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/04
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日本を救うことで、自分が救われる物語。
年明けにドラマ化らしいけど、恋愛話にはなっちゃうのかなぁ。