サエキけんぞう ・・フランスナショナルデー

フラスナショナルデーの一環として開催された、イベントにサエキけんぞう窪田晴男が出ていた。18:30から

【注】しばらく、万博とはあんまり関係ない

EXPOドームは3000席。その真ん中にだけ固まって観客が座っている。予想どおり、自由入退場可能で客席は最前列から空席。サエキけんぞうが何者かを知っている人は、5人くらいだと見た。
そして、サエキけんぞうは、彼が何者かを知らずに見たところでさっぱり楽しめない類のモノであることも、つくづく思い知らされた。なにしろ、80年代密室カルチャーな残党だ。
学校講堂もどきステージの上で、黒ぶちめがねに頭の上には「えびのにぎりオブジェ」を乗せたサエキ。座ってひたすらギターを弾くのは、知らぬ間に太った窪田晴男

あまりにも、寒い。痛々しい。企画した人を恨んだよ。せめて狭い室内でやって欲しかった。
わけがわからず見ている人の心中も察する。サエキけんぞう窪田晴男も知らず、なんとなくイベントを見に来た客なら、途方に暮れていただろう。私は「芸術」を解しているのではなく、「情報」に喜んでいるだけなのだ。が、生窪田ギターは、素晴らしい。


【注】 ちょっと万博に戻る
メインと思われるのは、ミシェル・エルモンライブ。いかにも、シャンソ〜ン。実は、サエキけんぞうは、このライブの前座だったのだ。サエキよりも、わかりやすくて安心したから、1曲聴いて退出した。

ナショナルデーのサエキライブを見ようと決めてから、万博公式HPなどで調べてみたが、終わったあとでも行った後でも、ナショナルデーは何なのかわからない。翌日の新聞では、昼間に名誉館長貴乃花が来ていて、式典があって、ミシェル・エルモン歌を歌った、と紹介されていた。昼間に行くべきだったのだ。

が、一般人である私は、貴乃花が関係者に案内されている姿を見たいわけでも(私が案内されるわけではなし)、知らない人たちのあいさつを聞きたいわけでもない。
公式HPがわかりにくいだけなのか、本当にそういう会なのか、私の理解能力が低いのか、性格がひねくれものなのか。